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非接触・非破壊で硬さ(柔らかさ)の見える化を実現

コガネイは、非接触・非破壊で物の硬さ(柔らかさ)の見える化を可能にした硬さ測定装置「iB-Dent」を発売した。

iB-Dentは圧縮空気を用いた新たな計測方法を核に、静岡大学工学部電気電子工学科教授の犬塚博氏との共同研究により製品化したもの。圧縮空気を吹き付け物体の凹みをレーザーセンサで測定。凹み量が少ない時は硬く、凹み量が多い時は柔らかいという測定原理に基づき、空気の噴射圧力と変位量、時間を数値化しパソコン画面にグラフで表示を行う。

従来の接触式硬度計では硬さゼロと判定されていたような物(寒天、ゼリー等)の数値化が可能となった。食品の研究開発分野から品質管理の自動化、さらには農業、化粧品分野に至るまで幅広く訴求を行う。

また同社では、凹みの戻り時間のデータから粘度計測に応用するテストにも取り組んでいるという。

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