食品素材の記事

池田糖化工業、「甘草根エキスパウダー」を和漢食品向けに提案

池田糖化工業は、甘味料用途以外に食品素材として使用できる水溶性甘草フラボノイドリッチな「甘草根エキスパウダー」を上市し、2018年10月3日から東京ビッグサイトで開催される食品開発展2018に出展する。

甘草はマメ科の多年生草木で、4000年前から利用されてきたといわれる長い歴史を持つ植物。漢方薬として中国で利用されてきただけでなく、西洋でも昔から薬効が認められ、東洋薬、西洋薬のほか、食品、化粧品など今でも幅広い分野で利用されている。

「甘草根エキスパウダー」は、独自の技術により甘味成分を含まないような製法を用いて生産されており、甘草特有の甘味はほとんどなく、漢方薬のような独特の風味を持っているのが特徴。甘味成分でもあり抗炎症作用を持つグリチルリチンの含量は低いものの、近年注目を集めている成分(フラボノイド系のリクイリチンやリクイリチゲニンなど)を含んでいる。

商品形態は1kg×10/ケースで、賞味期限は12ヶ月(常温、未開封)。和漢食品や健康食品用の素材として、普及拡大を図っていく。

関連記事

  1. 菊の花エキスの抗アレルギー作用、トマト種子エキスの肌の弾力維持で…
  2. 酵素処理燕窩(ツバメの巣)の認知機能への効果を検証
  3. リンゴンベリー種子オイルの本格提案を開始
  4. 巣ごもり需要で家庭用こめ油の市場が拡大
  5. 北欧産ベリー5種類のミックス粉末が好評
  6. ルチンの内臓脂肪低減作用に関するSRの提供を開始
  7. 植物性ナノ型乳酸菌SNKの抗ストレス作用を確認
  8. サンブライト、ε-ビニフェリン高含有のレスベラトロール上市

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP