――ここでは雑誌に掲載した内容の一部を紹介いたします。
機能性表示食品の発売動向を追う(38)機能性表示食品の届出・受理の現状
機能性表示食品の総累計受理件数は、10月末の公表分までで1560件(うち撤回100件)となった。10月1日~10月31日の受理件数は60件で表1(※雑誌に掲載、ここでは割愛)のとおり。
8月末まではひと月ごとの受理件数が少ない傾向であったが、9月、10月と60件以上の受理が続いた。新規企業も9月分に引き続き多く、10月分ではアビストH&F「Puluo」(関与成分:ヒアルロン酸Na)、Wismettacフーズ「糖調唐辛子」(ルテオリン)、グローバル伸和製薬「エクサスリムファイバープラス」(イソマルトデキストリン)、グランデ「金の菊芋」(イヌリン)、全国農業協同組合連合会「エーコープ緑茶plus」(ローズヒップ由来ティリロサイド)、フラット・フィールド・オペレーションズ「幸せの玄うどん」(難消化性デキストリン)、わかもと製薬「オプティエイドML MACULAR」(ルテイン)、聖凰「ルリビオ コレナイト」(L-テアニン)、クレス薬品「ラクゼット」(非変性Ⅱ型コラーゲン)、岩谷産業「リ・ティーン」(酢酸)、ノルト「塩ぬき屋 食塩不使用 中華ドレッシング」(GABA)、生き生き創健館「キックUC-Ⅱ」(非変性Ⅱ型コラーゲン)、ジャパンメディック「自然に感謝DHA極」(DHA・EPA)という13社にのぼった。
新規の関与成分としては、血糖値対応のルテオリン(Wismettacフーズ「糖調唐辛子」)と、血圧対応の杜仲葉由来ゲニポシド酸(小林製薬「杜仲源GX」)、鼻の不快感軽減で「L-92乳酸菌」(アサヒカルピスウェルネス「ハナエール乳酸菌」)がみられた。「糖調唐辛子」は生鮮食品でもあり、生鮮品目は18品となった(撤回1品除く)。
一方、10月15日付で2品の届出が取り下げられ、取り下げの累計数は100品に到達。理由は「終売・商品化中止」が最も多くなっている。
―以下、続きは月刊『食品と開発』12月号にてご覧ください。
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