丸大食品では、鶏ムネ肉由来のプラズマローゲンを用いたヒト試験を行い、認知機能改善作用を確認したと発表した。
試験は、記憶力に不安がある50~70歳の健常男女75人を
・プラズマローゲン0.5mg/日
・プラズマローゲン1.0mg/日
・対照
の3群に分け、12週間にわたり継続摂取してもらった。
すると、コグニトラックス試験で12週目の結果、60歳以上を境界とした群間解析において、プラズマローゲン0.5mg/日摂取群は対照群と比較して、認知機能速度の評価すコアについて有意な向上を確認。1.0mg/日摂取群では言語記憶力での評価すコアで有意な向上を確認した。
本データについては、1月23日(水)の健康博覧会のセミナーで発表する予定。
⇒健康博覧会 http://www.this.ne.jp/
なお、東京都健康長寿医療センター作成のチェックリスト、血液中/尿中マーカー及びその他の血液生化学分析に関しては現在解析を進めているところだ。
鶏ムネ肉由来プラズマローゲンの販売代理店であるIHMでは、従来のエキスタイプ(プラズマローゲン12.5%含有)に加え、安定性の高い粉末タイプ(同3%含有)を上市し、紹介を進めている。