食品の製造過程から物流工程および保管、陳列に至るまで、温度情報は微生物制御と品質管理の観点から見逃せないモニタリング項目といえ、以前にもまして各工程における温度計測と、その記録の重要度は増している。
各現場事情にあった機器が求められるようになり、機器メーカーの対応も多様化の一途を辿る一方で、温度測定値の正確さや信憑性、キャリブレーションの信頼性なども問われ始めている。加えて無人および遠隔での温度管理やデータ収集ニーズも高まっており、インフラが急速に進んでいるIT活用を前提としたデータロガーや温度コレクターの開発も進んでいる。
本稿では、各社の温度計の開発状況とあわせて、温度管理におけるIT活用の現状も見ていく。
●関連リンク1
・(株)高岳製作所
・レイテック・ジャパン(株)
・日本アビオニクス(株)
・トーマス科学器械(株)
・(株)堀場製作所
・(株)プランシュール・ジャパン
・(株)ニッポー
・西華産業(株)
・神栄(株)
●関連リンク2
・(株)レーザー計測
・安立計器(株)
・(株)ネットワークサービス
・(株)ティアンドデイ
・日置電機(株)