日本豆乳協会は、2019年4-6月期における豆乳市場が104.417kL(前年同期比111.2%)となり、既に速報値での発表はあったが、このたび改めて、四半期で初の10万kL超えとなったと発表した。
同協会が定期的に行っている「豆乳等生産量等調査」によるもので、種類別の生産量をみると
調製豆乳―最も生産量が多い 53,012kL(前年同期比108.2%)
豆乳(無調整)―近年拡大傾向 26,203kL(107.6%)
豆乳飲料
・果汁入り4,490kL(103.6%)、
・フレーバー系(紅茶・コーヒーなど)のその他豆乳飲料 16,035kL(99.0%)
その他(豆乳クリーム、豆乳ヨーグルト、豆乳鍋などの原材料となる豆乳) 4,677kL
4-6月期では、ほとんどの種類において前年同期比を上回った。豆乳(無調整)や調製豆乳が伸びている要因は、健康志向の高まりから、飲用はもちろんのこと料理への利用需要が伸び、さらにライトユーザー層がリピーター層に変化したと推測。
同協会は、2020年には国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量を4Lに増加させ(2016年2.5L / 総人口12,700万人)、年間総生産量を50万kLにすることを目標に啓発活動を展開している。
日本豆乳協会のホームページは⇒ http://www.tounyu.jp/