食品素材の記事

有胞子性乳酸菌「スポルス®」の便秘改善効果を確認

セティの販売している有胞子性乳酸菌「スポルス®」(Bacillus coagulans Unique IS-2株)は、便秘改善に対する有効性が新たに判明した。100名によるランダム化二重盲検プラセボ対照試験(1群50名)にて同品約330mg/日(20億cfu/日)を含むカプセルを4週間摂取してもらった後、排便回数や便性状について調べた。

すると、排便回数では摂取群が3週間目から増加し、3週間目および4週間目において摂取群・プラセボ群間で有意に増加。便性状をみると、3週間目および4週間目で硬い性状から普通性状となり、有意に改善した。

「スポルス®」は今までも、下痢症状の緩和、IBS患者への効果、オーラルケア、細菌性膣症の緩和、血中コレステロールの低下など様々な機能が調べられてきた。今回新たに便秘改善機能が加わったことで、さらに多様な機能を持つ乳酸菌として紹介できることになった。有胞子性乳酸菌であるため加工しやすく、一般食品にも応用できる。1日摂取量が20億cfuで良く、コストパフォーマンスの良さなどの利点をアピールしている。

関連記事

  1. 池田糖化工業、水分散性良好な「大豆プロテインEZ」を上市
  2. 植物性原料でキャラメル味を付与できる新素材を上市
  3. IMCDジャパン・機能性素材分野に本格参入
  4. ラティーナ、マカの食品利用拡大とミックス原料「南米パワー4」を提…
  5. 不二製油、大豆たん白製品の価格改定を発表
  6. セティのβ-グルカン高含有イエスティマン セティ、免疫向け素材としてビール酵母抽出物(β-グルカン高含有)…
  7. セティ、乳酸菌「LGG®」をサプリメント用に提供開始
  8. グリーンオート乾燥エキスの単回摂取による認知機能への影響を調べた…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP