サーモポートは、本体にふれることなくスタートできる手洗用の「タッチレスタイマー TM-2020」を昨年末に発売した。
TM-2020本体にはスタート・ストップキーがなく、手を近づけるだけでカウントダウンがスタートする。もともとはHACCPや食中毒対策用として開発したタイマーで、すでに学校給食や食器類販売の販路に1,000台近くの出荷実績を持っているが、新型コロナウイルス対策にも有効なことから医療・介護などからの引き合いも伸びているという。価格は2,900円(税別)。
タッチレスタイマー TM-2020は、カウントダウンがゼロになるとアラームとLED点滅で知らせる。アラーム音は約5秒間でオフになる。音量は厨房向けの大音量(80dB)、学校・施設向けのふつう(60dB)、病院向けのサイレント(LED点滅のみ)の3パターンから選択可能。視認性に優れた大きな液晶表示で使用場所を選ばない。
本体のケースは抗菌ABS樹脂を採用しており、大腸菌、黄色ブドウ球菌などの増殖を抑えることができる。また本体正面は防滴構造となっており、手洗いで飛散した水滴がタイマーにかかっても安心だ。