ILSは、台湾の乳酸菌開発企業 BENED MEDICAL社が開発したLactobacillus paracasei「乳酸菌PS23」を、アンチエイジング、脳活性、脳機能回復およびストレス緩和に大きく寄与する乳酸菌として紹介している。PS23はヒト由来の乳酸菌で、乳酸菌の含量を3,000億個/gで規格している。
動物試験において、長期記憶に関与する脳由来神経栄養因子(BDNF)の増加、記憶と認知機能の回復、ダイナペニア(加齢に伴う筋力低下)の回復、ストレスや不安の緩和、という4つの効果が確認されている。現在はストレスに関するヒト試験が進められている。
推奨摂取量が100mg /日(300億個)と少なく、また殺菌体であるため、食品や飲料にも使いやすい。Halal認証タイプも提供可能。
すでに台湾をはじめ海外では同乳酸菌を主剤としたアンチエイジングサプリが商品化されており、日本においてもストレス緩和やアンチエイジング機能を持つ乳酸菌として提案を進めている。脳機能と筋力に対する機能も併せ持つことから高齢者向け製品にも応用できるなど、幅広い製品への展開が見込める。将来的には機能性表示食品への対応も目指す。