「AstaReal®」ブランドの天然アスタキサンチンを手がける富士化学工業は、アスタキサンチンを関与成分とするアイケアと美容に関わる機能性表示食品対応素材として体制を強化し、需要喚起を図る。
同社はこれまで、美容領域では肌保湿、紫外線からの保護、肌弾力の維持に関するヘルスクレーム、アイケア領域では、目のピント調節機能・疲労感の軽減、目の疲労感や目の使用による肩や腰の負担軽減などのヘルスクレームで届出の受理実績をもつ。最近では、アスタキサンチンを9mg配合したチョコレートが、目のピント調節機能について、かすみやぼやけを緩和する旨のヘルスクレームで受理(届出番号:G555)されており、これはアスタキサンチンでの「かすみ」の表現は初受理、「ぼやけ」の表現は3例目となるという。
同社ではサプリメントでの届出も可能と考えており、アイケア・美容に関わるSR提供を充実化していく考え。新たな需要創造に向け、さらなる届出を検討している。
同社のアスタキサンチンには、ソフトカプセル向けの5%品「アスタリールオイル50F」を中心に、飲料向けの1%乳化液「10WS液」、錠剤・顆粒向けの2%粉末「20F」があり、様々な剤型や機能性表示食品に対応した商品開発をサポートしている。