コンプレッサー周辺機器を製造するフクハラは、圧縮空気に含まれる細菌や微粒子の効率的な除去が可能な「除菌フィルター LRV≧8®」を取り扱っており、1986年の発売以来、食品、医療、歯科、化粧品等、特に菌汚染を嫌う業界を中心に納入実績を伸ばしている。
同フィルターは、高い捕捉能力をもつ除菌エレメントを採用し、物理的に細菌を除去する構造。LRV≧8とは、108※個の菌を流して2次側に漏洩する菌が1個以下であることを表している。
※「108」は、10の8乗のこと
ハウジング内部およびエレメント外部には抗菌処理を施しており、さらなる性能の向上をサポートしている。またフィルター内部で発生したドレンは、同社製の高性能「スナップ式マグトラップ」で排出しており、不純物や油の除去に一役買っている。
その他、ステンレス製ハウジングモデル、高圧4.9MPa用モデルもラインアップしている。