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【市場動向】食用塩の市場動向

~加工食品の差別化で伸長する特殊製法塩~


 塩が完全自由化されて早くも5年が経過しようとしている。国内外問わず数多くの食用塩が流通するようになり、家庭用、食品加工用合わせて1,500種類以上が流通しているといわれる。一方、食用塩全体のマーケットは人口減少社会への突入、健康志向、食習慣の変化などを背景に下降トレンドで推移しており、さらにエネルギーコストの上昇、包装・輸送費の高騰などが影響し、供給サイドはここ数年厳しい環境下に置かれている。
 本稿では、06年の業界トピックスやトレンドを盛り込みながら、今後ますます競争激化が予測される食用塩市場を取り巻く環境をレポートする。
【主なサプライヤー】
青い海
天塩
あらしお
塩友商事
ジャパンソルト
日本塩工業会
日本精塩
日本緑茶センター
伯方塩業

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