食品素材の記事

一丸ファルコス、食品原料のプラセンタパウダー規格に「エクソソーム」を追加

一丸ファルコスは、食品原料「プラセンタパウダー T-100」の規格書の確認試験に「エクソソーム」を追加したと発表した。

エクソソーム(Exosome)は細胞から分泌される直径50-150 nmの顆粒状の物質で、膜の中にmiRNA、タンパク質、DNAなどを内包している。細胞から分泌されたエクソソームは体中を循環し、生体内のコミュニケーションツールとして働いていると考えられている。

同社は2017年度生命科学系学会合同年次大会(Consortium of Biological Sciences 2017: ConBio2017)にて、プラセンタ抽出パウダーに細胞外小胞(エクソソーム)が含まれ、老化したヒト由来線維芽細胞の複製寿命への影響を報告している。併せて「プラセンタパウダー T-100」にエクソソームが含まれることを確認しており、今回新たに規格書の確認試験に「エクソソーム」の項目を追加した。最終製品の表示は「豚プラセンタエキス」に加え、「エクソソーム含有豚プラセンタエキス」も可能となる。

※「プラセンタパウダー T-100」は、タイのHACCP認定農場にて厳しく管理された豚のプラセンタを原料として使用した100%純末のプラセンタ素材。

関連記事

  1. 植物エストロゲン成分を含んだ新素材「アグアヘエキス」
  2. グルコサミンで膝関節の可動性をサポート
    プロテインケミカル…
  3. 世界初のNMN乳酸菌を食品開発展で披露目
  4. “手軽な菌活”向けの商品開発におすすめの乳酸菌発酵粉末
  5. 太陽化学、グアーガム酵素分解物の脂肪性肝疾患に対する効果を発表
  6. 東洋サイエンス、プロバイオティクス市場に参入
  7. エル・エスコーポレーション、エルゴチオネインの脳機能に関するヒト…
  8. ゲルプレス製法によるイオタカラギナン「SP-100」を紹介

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025