ヤヱガキ醗酵技研は2月27日に、韓国のNPK社と酪酸菌発酵技術分野で研究協力を強化するための共同研究基本合意書(MOU:Memorandum of Understanding)を締結した。
今後大きな市場伸長が期待される酪酸菌発酵物関連の研究分野で、微生物培養・発酵関連の技術を持つヤヱガキ醗酵技研と、原料製造から最終製品製造までの開発技術をもつNPK社の国際的な相互技術補完的、戦略的技術協力を行うことを目的としている。
NPK社の保有する酪酸菌をヤヱガキ醗酵技研の持つ発酵技術と組み合わせる事で、革新的酪酸菌発酵物及び製品の共同研究開発に注力していく。またそれぞれのネットワークを活用することでグローバル市場での競争力強化も模索する。
NPK株式会社(Nature Pure Korea Inc.)は2010年創業の韓国の企業で、健康機能食品開発のために合成化合物原料を配合しない製品開発技術を開発してきた。GMP、FSSC22000、HACCPなどを取得し、原料の開発から最終製品の製造まで一貫してナチュラルな処方による製品製造を行っている。