6月24日、国内のCBD産業に関わる事業者らが「全国大麻商工業協議会(全麻協)」を設立した。先月30日厚生労働省より出された大麻新規制に関するパブリックコメント募集を契機に発足した同団体は、業界の健全な発展と持続的成長を目指す。
全麻協は会員間の連携強化や政策提言、消費者保護のためのガイドライン制定などを主な活動とし、CBD産業の振興と拡大に尽力する方針。発起人には(株)Cannatech代表の須藤晃通氏をはじめ、業界主要10社の代表らが名を連ねる。
須藤代表理事は「業界内各社に寄り添ったの調整とともに、行政当局と対話しつつ提言を行う、これまでになかったCBD産業の業界団体として進んでいきたい」と抱負を述べる。
同団体は月内に提言書をとりまとめ、厚生労働省に提出する予定だ。
10月よりの法改正を前にCBD業界の自主規制や社会的認知向上に向け、全麻協の今後の取り組みが注目される。