常磐植物化学研究所は、黒ウコン抽出物「SIRTMAX®」が韓国食品医薬品安全処(MFDS:Ministry of Food and Drug Safety)より「体脂肪の減少」を訴求する健康機能食品原料として認証を取得したと発表した。
同社は「SIRTMAX®」の海外販路拡大を図るため、韓国の商社と協働してMFDSの認証取得に取り組んでいた。このたびの認証取得により、韓国における「SIRTMAX®」の販売量の増加と、肥満人口減少への貢献が期待されている。
黒ウコン抽出物「SIRTMAX®」は同社が2013年から製造を開始している健康食品原料。黒ウコン(Kaempferia parviflora、ショウガ科 バンウコン属)の原産国の1つであるタイでは、滋養強壮、体力回復等の伝統生薬として知られている。優れたSIRT1活性化作用を持ち、in vitro試験でレスベラトロールの5倍以上のSIRT1活性化作用が確認されたほか、ヒト臨床試験で初めて「SIRTMAX®」の摂取によりSIRT1 mRNAの発現量増加を確認している。そのほか、体脂肪減少作用、抗糖化作用、血糖改善作用(血中AGEsの改善/空腹時血糖値の改善)、肌質改善作用など豊富なエビデンスを有する。