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BASF社ドイツ工場の火災で不可抗力宣言

BASF社は8月7日、7月29日に火災事故の発生したドイツ・ルートウィヒハーフェンの工場の製品(ビタミンA、ビタミンE、カロテノイド、特定の芳香成分)の配送について、不可抗力宣言(Force Majeure)をした。

火災は、ビタミンA、ビタミンE、カロテノイドの原料となる香料原料や中間体を製造する工場で発生。軽傷を負った従業員は全員退避し、火災による空気や水、土壌への汚染はなく、製品の残留物も検出されていないことを確認しているものの、工場が損傷し、操業停止と供給を中断せざるを得ない状況となった。現在、工場の清掃や点検、修理作業を急ピッチで進めている。今後の進捗状況は専用サイト(https://cloud.nutrition-health.basf.com/nutrition-health-communication)で公開される。

※特定の芳香物質:イオノン、ピラノール、DL-メントール、ローズオキシド、エチリナロール、ネロリドール、イソフィトールR

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