東洋新薬は、粉末プロテインを溶けやすくする技術「イージーパウダー(TM)」に関する特許権を取得したことを発表した。特許第7549926号「造粒物及び造粒物の製造方法」
これにより、溶けにくかった粉末プロテイン飲料をシェーカーなしで利用できる可能性が高まった。
粉末プロテイン飲料は、スポーツを積極的に行う層だけでなく、ライトユーザーやフレイル予防を目的としたシニア層にも利用が拡大している。しかし、粉末プロテインは溶けにくさが問題となりがちで、水や牛乳などと一緒にシェーカーで拡販する必要があり、手間と感じられていた。
そこで、長年にわたり大麦若葉末などを粉末青汁製品として造粒してきた同社の製剤技術の知見を用いて、溶けにくいという課題に取り組み、独自に開発した「イージーパウダー(TM)」技術によって、シェーカーを使わずに溶ける粉末プロテインの商品開発が可能となった。