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食品開発展2024 閉幕―活況を呈した三日間でした

食品開発展2024(10/23~25)は、3日間で38028名の方にご来場をいただきました。ご来場の皆様、関係の方に改めてお礼を申し上げます。ここでは振り返る形で各社の展示内容を紹介いたします。

■キーエンスは、高精度自動コロニーカウンタの実演を行っていました。高精度自動コロニーカウンタを使えば、たった1秒でコロニーを自動カウントが可能で、カウントだけではなくその前後の業務も大幅な効率化を実現します。

■soucoは、倉庫シェアリングサービスを紹介していました。47都道府県全エリアで全国2,500超拠点ある倉庫の中から、条件に合う倉庫を初期費用0円で使えるサービスで、常温倉庫だけでなく、冷凍・冷蔵・定温倉庫も完備。必要な時に必要な分だけ物流倉庫を使えます。

■森永製菓の独自素材「パセノール」のプレゼンセミナーでは斎藤佑樹氏が登壇。自身のけがとリハビリの経験を通し、栄養の大切さを語りました。パセノールを摂取した際の感想なども披露しました。

■クロレラの取り扱いで知られるサンライフは、新商品(近日発売)の「高麗人参粉末~紅参~」を展示していました。

■長田産業は小麦たんぱくを使ったプラントベース製品を展示。ひき肉の食感がとても再現されていました。耐熱性も高く、缶詰にも応用できます。

■王子薬用研究所では北海道で栽培された甘草を紹介していました。下の画像は実際の甘草の根です。チョコレートに配合した食べ比べも行っていました。

■粉末加工を得意とする日研フードでは、インスタントティーの試飲をしていました。豊かなお茶の風味が再現されているおいしいお茶でした。

■ラクト・ジャパンは飲料向け素材を各種紹介しており、その試飲の種類の多さにも目をひかれました。試飲アンケートでもかなりの皆さんが「おいしい!」を選択していました。

■仙波糖化工業は粉末素材の製造を行っており、展示ではミルクココア風飲料(ココアパウダー不使用)やキャラメルラテ粉末を展示しながら、試飲を行っていました。

■仙味エキスは鶏むね肉をペプチド化した「チキンプロテインP」を紹介していました。たん白含量が80%以上とかなり高いのに驚きました。アミノ酸バランスも優れているようです。

今年の食品開発展では、試飲・試食が多かったのも印象的でした。やはり、素材を目で見て、応用例を試飲・試食できて風味を実際に感じられるのは、リアル展示会の醍醐味かもしれません。ブースには研究開発の担当者も多くいらっしゃいましたので、お悩み相談ができるのも良い部分であったかと思います。

来年の食品開発展は、2025年10月15日(水)~17日(金)に、東京ビッグサイト西1・2・4ホール&アトリウム(本年と同じところです)で開催いたします。ご出展に興味のある方はぜひお問い合わせください。

食品開発展 https://hijapan.info/

 

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