06年から07年にかけてのノロウイルスによる食中毒の大流行は記憶に新しいところであるが、ノロウイルス以外にも食品における微生物的危害は年間を通して後を絶たない。カンピロバクターによる事故も多発しており、日本ではこれまであまり見られなかったリステリアによる事故も懸念されている。
食中毒事故のリスクを減らすためには、迅速に結果が判定できる方法が求められ、食品企業は以前にも増して自主検査に簡易・迅速法を取り入れるようになっている。
本稿では国内の微生物検査の指針にも収載されるようになった簡易・迅速法の開発動向についてみていく。
<主な企業>
アズワン
アヅマックス
アトー
エア・ブラウン
関東化学
キッコーマン
極東製薬工業
サン化学
GSIクレオス
スリーエムヘルスケア
セントラル科学貿易
タカラバイオ
チッソ
日水製薬
日本ビオメリュー
メルク
未分類
【品質安全】自主検査に拡がる簡易・迅速微生物検査法の開発動向
- 第15回電解水セミナー開催~新たなパンデミックへの備え-次亜塩素酸噴霧の有効性を考える~ 2024年11月22日
- 「食の安全カンファレンス」-無料オンラインセミナー 11/28開催 2024年11月21日
- ゲノム編集技術を用いた新たな食品の開発ー(地独)東京都立産業技術研究センター主催の無料オンラインセミナー12/9開催 2024年11月20日
- 東洋新薬 品質保証体制強化―トレーサビリティ大幅向上、異物混入リスク軽減 2024年11月14日
- 人の手や口に直接触れる紙器に適した除菌・ウイルス除去コーティング剤 2024年11月13日
- 全国大麻商工業協議会が「大麻・CBDビジネス」オンライン説明会を開催 2024年11月12日
- 常磐植物化学研究所、植物化学シンポジウムを共催、第2回松尾仁賞 授与を予定 2024年11月11日
- 中性脂肪抑制や肥満予防で注目の米ぬか由来素材 2024年11月8日
- 水溶性こんにゃく由来グルコシルセラミドを開発、上市 2024年11月7日
- 弾力性とゲル強度を併せ持ったユニークな植物たん白素材-キャノーラプロテイン 2024年11月6日