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【HACCP支援】食品工場用潤滑剤(油)の最新動向

食品加工機械や関連設備で使用される食品工場用潤滑剤(油)が着実に市場を拡げている。「食の安心・安全」の確保において同潤滑剤(油)が重要なファクターであるとの認識が食品メーカーや食品加工機械メーカーなどの関係者の間に広く浸透してきたからだ。同潤滑剤〔油〕の規格として認められている事実上唯一の食品グレードH1規格に対する理解度も急速に高まる中、ユーザーの判断材料は潤滑性能・品質へとシフトしている。


2006年には、食品工場用潤滑剤(油)の安全・品質管理のスタンダードとしてISO21469が制定され、供給側もより厳格な管理を行う体制を整えている。同規格は原材料の調整、製品の製造工程・運搬等の細部にわたり高度な品質管理要求事項を規格文書化したもので、書面による内容成分の申告が所定の内容に合致していれば登録できるNSF H1登録からさらに一歩踏み込んだものと言える。食品製造施設における食品工場用潤滑剤使用の法制化に向けてスタートを切ったF.G.L研究会(食品工場用潤滑油研究会)も発足5年目を迎え、その成果を挙げつつある。本稿では、こうした状況を踏まえ、同潤滑剤(油)市場の最新動向とサプライヤー各社の最新情報を報告する。
●主なH1潤滑剤サプライヤー
サン・マリンディーゼル
住鉱潤滑剤
藤本油化
ルブリプレート ルブリカンツ
レッド&イエロー

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