未分類

【支援技術】食品産業における殺菌技術と装置開発

 食品の殺菌には古くから熱による加熱殺菌が用いられているが、近年食品の品質に対する要求が高くなり、加熱殺菌においても、食品の変質を最小限に抑えるため、いかに短時間に殺菌を行えるかが装置開発の課題となっている。


一方、熱をかけられない生鮮食品や液体食品、さらに製造施設や製造用水などでは、非加熱殺菌技術が求められており、オゾン、紫外線をはじめとした非加熱殺菌装置が利用され始めている。
 本稿では、効率的な殺菌効果はもとより新商品開発の鍵を握る加熱・非加熱殺菌装置の開発と利用動向についてみていく。
【注目の加熱殺菌装置】
●飲料・流動状食品のUHT殺菌装置
イズミフードマシナリ
岩井機械工業
日阪製作所
日本APV
・大川原製作所
ノリタケエンジニアリング
●研究開発用小型UHT装置
西華産業
パワーポイント・インターナショナル
●ジュール加熱殺菌技術
イズミフードマシナリ
岩井機械工業
●レトルト殺菌装置
日阪製作所
・日本バイオコン
●粉粒体殺菌技術
・大川原製作所
カワサキ機工
・G-Labo
●マイクロ波殺菌装置
・ミクロ電子
●殺菌加熱処理確認に欠かせない温度管理
・日油技研工業
エラブジャパン
【注目の非加熱殺菌装置】
●殺菌・洗浄用途にアプリケーション広がるオゾン装置
荏原実業
大進工業研究所
アイ電子工業
シルバー精工
ハマネツ
●食品・飲料に加え浄水関連でも需要高まる紫外線殺菌
セン特殊光源
・岩崎電気
・フナテック
●殺菌・洗浄などアプリケーション広がる電解水
アルス
●安価で効果的な食材殺菌を実現するpH次亜水供給装置
ユニフィードエンジニアリング

関連記事

  1. 健康性が注目される天然色素市場
  2. 【支援技術】食品産業における殺菌技術と装置開発
  3. 【10月号】脳機能改善素材の動向
  4. クローズアップ
  5. 【8月号素材レポ】メタボリックシンドロームに対する大豆サポニンの…
  6. 2006 国際食品工業展
  7. 【市場動向】シュガーレス・低カロリー食品と素材の最新動向
  8. 米IFT2010開催 ―減塩ニーズ高まる―

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP