「2010国際食品工業展(FOOMA JAPAN 2010)」が6月8日(火)から11日(金)の4日間、東京ビッグサイト東展示棟1~6ホールで開催された。
33回目となる今回の開催テーマは「食と機械のワンダーランド」。開催規模は689社2,764小間で、会期中の来場者数は10万人を超えた。
今回の出展は、原料処理から食品製造・加工、エンジニアリング、鮮度管理、包装、搬送など幅広く、質量ともに食の総合展にふさわしい内容。業界のニーズを反映し、「安全・安心」、「環境対策・省エネ」、「品質向上」、「省コスト・省力化」といったテーマを訴求するもの多数出揃った。また、植物工場のコーナーや原材料コーナーも設置。このほか、日本初となる食品ナノテクノロジーの国際会議「ナノスケール科学の食品応用に関する国際シンポジウム-Japan2010」等の学術的な催しも併催された。
【注目の出展企業と出展内容】
○イズミフードマシナリ
「溶解・混合・殺菌・乳化」をテーマとした各種最新機器
○エクソンモービル
NSF-H1グレード認定の食品機械用化学合成油「モービルSHCシーバスシリーズ」
○大川原製作所
ヒートポンプ採用の熱風乾燥システムやスプレードライヤーなど
○GEAプロセスエンジニアリング
液体・粉体処理向けの加工・ハンドリング関連装置など
○コーンズドッドウェルコーディング
英国ドミノ社製産業用インクジェットプリンタ「AシリーズGP」
○東京システムハウス
品質情報管理ソフト「成分タドルス」と「トレパス」
○奈良機械製作所
旋回気流乾燥機「トルネッシュドライヤー」や微粉砕機「スーパー自由ミル」など
○ハマネツ
高効率オゾン水生成を実現するオゾン水生成装置「HOWシリーズ」
○日立ハイテクトレーディング
毛髪検知可能な異物検知装置や食品工場向け製造管理システムなど
○日立プラントテクノロジー
食品工場の総合エンジニアリング技術と高感度生菌・ATP迅速測定装置