未分類

【7月号】日持向上剤・保存料製剤の市場動向

 食品を安全面から考えたとき、日持向上剤や保存料は欠かせない。腐敗や劣化を抑え、シェルフライフを保証し、安全かつ食味に影響を与えずに効果を発揮するための日持向上剤・保存料製剤の利用は、加工食品の重要な課題といえる。

 環境問題が大きく取り沙汰され、さらにコストダウンへの試みが強化される昨今、食品の日持ちを延ばすことで、流通コストの削減や消費期限切れによる廃棄処分品の削減も可能となることから、その有効性が再認識されている。本稿では、このような食品市場の動きを踏まえ、日持向上剤・保存料製剤の最近の利用動向などについて探っていく。

<主な日持向上剤・保存料製剤取り扱い企業>

●グリシン製剤
奥野製薬工業
タイショーテクノス
●乳酸・乳酸ナトリウム
ピューラック・ジャパン
●卵白リゾチーム及び製剤
エーザイフード・ケミカル
三栄源エフ・エフ・アイ
●プロタミン製剤
アサマ化成
●ポリリジン製剤
奥野製薬
●ナイシン及び製剤
アサマ化成
三栄源エフ・エフ・アイ
ダニスコジャパン
●カラシ抽出物
三菱化学フーズ
●トウガラシ水性抽出物
アサマ化成
●ホップ抽出物
アサマ化成
●ユッカ抽出物
丸善製薬

関連記事

  1. 海外開発トピックス
  2. 【10月号】ロコモティブシンドローム対応素材の動向
  3. 【N-tecレポ】錠剤・カプセルのための添加剤と加工技術
  4. 【支援技術】食品業界における環境対策イノベーションの最新動向
  5. 【9月号】消臭、呈味改善・マスキング素材の利用動向
  6. 【支援技術レポ】遠心分離、膜分離、遠心薄膜濃縮によるトータルソリ…
  7. 混合撹拌、乳化分散装置の開発動向
  8. 【5月号】新基準に対応した食品の放射能測定技術

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP