未分類

米IFT2010開催 ―減塩ニーズ高まる―

webIFT 001.jpg

 米国最大規模の食品素材・技術展「IFT2010」がシカゴで開催された。来場者予想数は約2万5,000人で、出展企業数は前回を上回る約1,000社。現地法人を含む日本企業の出展は計34社だった。

webIFT 002 スマートオブジェクト-1.jpg

 今回の展示会で一番目立った訴求が、「Reduce Sodium(減塩)」だ。減塩による苦味・エグ味のマスキング等に関する展示が目を引いた。日本企業では、味の素、キッコーマン、興人、ミツカンなどが減塩コンセプトの商品を紹介した。

webIFT 003.jpg

 スーパーフルーツは抗酸化の定番素材として安定市場に成長。今年も例年通り、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、ブラックベリー、カシス、ザクロ、タルトチェリー、ゴジベリーなど多様な種類が提案されていた。濃縮果汁、パウダー、FD、ドライフルーツなど供給形態も多様。

 オメガ3系素材も引き続き好調で、Ocean Nutrition Canadaなど18社が展示。魚由来は魚臭の低さをアピールしている企業が多かった。また、ダイエットの新訴求として、「満腹感を与え食欲を抑える」という新たなカテゴリーの人気が高まっている。

 このほか、プロバイオティクス、大豆、カロテノイド、グルコサミン・コンドロイチン・SAMeなどの関節素材、植物ステロールなどが注目を集めた。

関連記事

  1. 【市場動向】たん白・ペプチド素材の市場動向
  2. クローズアップ
  3. ユベリ博士の独創的ダイエット論(10)
  4. 海外開発トピックス
  5. 【連載】ニュートリゲノミクスの新展開
  6. 【健康素材】プロポリス・ローヤルゼりーの最新市場動向
  7. CLOSE UP
  8. CLOSE UP

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP