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【10月号】ロコモティブシンドローム対応素材の現状

 高齢化社会の進行とともに、変形性膝関節症などで関節に痛みを感じて日々の生活に支障をきたす者や、骨粗鬆症患者、運動器官を患い支援・介護を必要とする者などが急増してきている。日本整形外科学会は07年に「ロコモティブ シンドローム」を提唱し、今後さらに高齢化が進む中で、運動器の健康を考える必要性が急務であることを訴えている。


 ロコモの中でも特に膝に関しては既に一大市場が形成されており、多くの人が体感を通してグルコサミン配合食品などの健康食品や機能性食品を支持するようになっている。膝だけでなく、骨や筋肉などに有効な素材での研究も進んできた。今は単体での訴求が多いが、これらが複合されて“ロコモ”に対応した製品に発展していく可能性も出てきた。本稿では、関節対応素材を中心に抗ロコモで注目される素材について紹介する。

<主な素材サプライヤー>

●グルコサミン
協和発酵バイオ
甲陽ケミカル
ティーエストレーディング
●コンドロイチン硫酸
常磐植物化学研究所
●ヒアルロン酸
エル・エスコーポレーション
キユーピー
●コラーゲン
協和ウェルネス
新田ゼラチン
日本ハム
ビーエイチエヌ
龍泉堂
●MSM
CICフロンティア
横浜油脂工業
●ボスウェリア・セラータ
ティーエストレーディング
横浜油脂工業
●SAMe
オムニカ
三菱ガス化学
●プロテオグリカン・アーティチョーク葉エキス
一丸ファルコス
●キャッツクロー
ラティーナ
●緑イ貝
サン・メディカ
●オリーブ葉抽出物
エーザイフード・ケミカル
●タラ根皮(こんぴ)・シシウド(唐独活)
福田龍
●グァバ葉・ワイルドローズ
備前化成
●レモンバーベナ・酵母ペプチド
ビーエイチエヌ
●ローズヒップ・ビタミンD3
DSMニュートリション
●アガロオリゴ糖(寒天オリゴ糖)
宝ヘルスケア
●イミダゾールジペプチド(カルノシン・アンセリン)
日本ハム
●骨に効果的な3種類の素材を提案
ユニチカ

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