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【11月号】注目のフレーバーと2011年への提案

 食品の風味付けやおいしさの演出にフレーバーは欠かせない。サプライヤーは多様化するニーズに対応すべく、新フレーバーの紹介、ナチュラル感の再現、加工適性に優れたフレーバーなどの提案を常に行っている。近頃の食品市場は大きなヒット商品が出にくい市場と言われ、新製品の特徴づけも難しくなっている。


 また、“ゼロ系・フリー系製品”でのボディ感付与や、機能性素材のマスキング、塩味エンハンサーなど、フレーバーの種類だけでなく機能性を持ったフレーバーも求められており、フレーバーの重要性はますます高まる傾向にある。本稿では最近の飲料・食品市場の動向をみるとともに、フレーバーサプライヤーへのアンケートを通し、来年に向けた提案フレーバーをまとめながら、各社の特徴を紹介していく。

<主なフレーバーサプライヤー>

ヴィルドジャパン
小川香料
コーケン香料
小林香料
サンアロマ
三栄源エフ・エフ・アイ
塩野香料
曽田香料
大洋香料
高砂香料工業
高田香料
長岡香料
長谷川香料
横山香料

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