未分類

【1月号】大豆由来の機能性素材の最新動向

 大豆の栄養価の高さは古くから知られているが、06年に発売された「SOYJOY」(大塚製薬)の好調さに象徴されるように、昨今改めて大豆の良さが見直されてきている。農林水産省の「豆乳等生産量等調査」によると、豆乳の生産量は、調査開始後過去最高を記録した05年以降、下降トレンドであったが09年より回復してきており、10年は05年の生産量217,042kLを凌ぐ勢いで推移している。


 SOYJOYの好調にみられるように、今再び大豆およびイソフラボンやサポニン、ポリアミンなどの大豆由来の機能性素材が見直されており、上限摂取量の議論で一時落ち込んだ大豆イソフラボンは「体感性に優れた素材」として、美容、更年期障害の緩和、骨粗鬆症改善素材として女性や中高齢者をターゲットとしたマーケットで注目を集めている。本稿では、大豆由来の機能性素材の健康機能を中心にみていく。

<主なサプライヤー>

●大豆イソフラボン
J-オイルミルズ
フジッコ
●大豆サポニン
J-オイルミルズ
●ビタミンK2
J-オイルミルズ
●黒大豆種皮抽出物
フジッコ
●ポリアミン
コンビ

関連記事

  1. 平成14年国民栄養調査、微量栄養素の欠乏にどう対処するのか
  2. クローズアップ
  3. 食品添加物をめぐる最新動向 シリーズ2
  4. 【健康素材】脳機能を高める注目の素材
  5. 人口減少時代の始まりと食品開発の新たな可能性
  6. 海外開発トピックス
  7. 特別レポート 健康食品と医薬製剤技術
  8. NEWS ARCHIVES

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP