美容・アンチエイジング食品素材は、不況知らずの好調を続けている。汎用性に優れた原料の開発が進み、一般食品への採用が増えたこと、最終製品への添加量が増加したことなどが要因で、伸び率こそ鈍化しているもののコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドを中心に好調に推移している。
このような中、体感性の高さが評価されプラセンタが驚異的な伸びを示している。昨年はサプライヤーへの新規参入も相次ぎ、市場の伸びは3~4割増は確実とみられ、今後の伸び次第では、コラーゲンに次ぐ原料へと成長する可能性を秘めており、動向に注目が集まる。本稿では、美容・アンチエイジング食品・素材の市場動向についてみていく。
<主なサプライヤー>
●コラーゲン
●ヒアルロン酸
●セラミド
●プラセンタ
●エラスチン
●核酸
●プロテオグリカン
●ツバキ種子エキス
●紫菊花エキス
●松樹皮抽出物
●ザクロ果皮抽出物
●緑茶・紅茶抽出物
●β-クリプトキサンチン含有温州みかん抽出物
●イチゴ種子エキス
●マキベリー
●ホーリーバジルエキス
●キャッツクロー
●マカ
●フルーツ・野菜抽出エキス
●ルテイン
●フコキサンチン
●大豆由来ポリアミン含有素材
●L-シトルリン
●L-シスチン
●アスタキサンチン
●ツバメの巣
●寒天由来のオリゴ糖