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【1月号】大豆由来素材の最新動向

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 大豆は「畑の肉」と称されるように、たん白質含量が30~35%と高いのが特徴で日本でも古くから重要なたん白源として、豆腐、油揚げ、納豆、豆乳、きな粉、みそ、醤油などに加工されて食されてきた。このような食経験から、現在では栄養価が高く馴染み深い食材として受け入れられている。大豆はたん白質のほか、脂質、炭水化物、食物繊維、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛)、ビタミン(VB1、VE、葉酸、VK2)、イソフラボン、サポニン、レシチンなど様々な栄養素を含む。

 近年はこれら成分の健康機能についての研究も進み、大豆を丸ごと使用する食材としての利用のほか、イソフラボンは更年期障害緩和作用、骨粗鬆症軽減作用、サポニンは肥満予防効果、K2は骨質を高めるロコモ対応素材というように健康機能を訴求して健康食品などへの利用が進んでいる。米国では、1食当たり6.25gの大豆たん白を含む食品に対して「心臓病のリスクを減少させる」というヘルスクレームが認められており、日本でも大豆たん白質を使用した商品(コレステロール低下)、イソフラボンを使用した商品(骨のカルシウム維持)などが特定保健用食品として認可されている。


●主なサプライヤー

イソフラボン、サポニン、ビタミンK2を提案する J-オイルミルズ

植物ステロール「フィトステロール」シリーズを提案 エーザイフード・ケミカル

イソフラボン「フジフラボン」、黒大豆ポリフェノール「クロノケアSP」を紹介 フジッコ


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