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完全自由化された特殊製法塩・輸入塩の市場動向を探る

4月より塩業の完全自由化がスタートした。一部保護措置は執られているが、事実上どの事業者も自由に食塩を輸入・販売出来る形となっている。特に業界では大きな変化は見られなかったが、各サプライヤー新しいビジネスを創造すべくチャンスを伺っている状況だ。また添加物問題とは無縁であった塩業界であったが、今夏フェロシアン問題が浮上したことも有り、安全性についても改めて見直すタイミングにきているようだ。また特殊製法塩、中国・韓国などからの新規輸入塩などの新規参入も再度活発な動きが見られるようになっており、メーカー間の競争も激しくなっている。各社産地、製造方法、含有成分などの差別化ポイントを前面に打ち出しながら付加価値の高い製品の開発を進めている。
本稿では、市場の完全自由化後の各メーカー動向と、特殊製法塩・輸入塩市場を取り巻く状況などについてみていく。


●注目される塩サプライヤー1
日本精塩/日本食塩製造
天塩
菱塩(ダイヤソルト(株)グループ)
海の精
・塩友商事
・野村事務所(モートンソルト)
伯方塩業
あらしお
セラピュア

●注目される塩サプライヤー2
青い海
扶桑化学工業
日本緑茶センター

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