マリン・サイエンスは韓国MSC 社およびマレーシアTACARA社のカラギナンとその製剤を販売しており、特に最近注力するのがMSC社のイオタ製品「SP-100」の紹介。ゲルプレス製法によるイオタカラギナンで、金属イオンとの反応性が良く、しっかり固まるのが特長。分散性も高く現場での作業効率も良い。カッパとの混合でゼリーやプリンへの提案が増えているほか、単品で健康食品分野のカプセル用途に広がっている。
また同社は八王子市にある工場で、ゲル化剤製剤の製造および各種製剤の受託加工を行っている。他のガム類との配合だけでなく調味料との混合も行う。基本は20kgから受けているが、ニーズの多い小分けには10kg(1kg×10)にも対応し、要望に応じた量の荷姿で提供することもできる。昨年9月末にはISO22000認証を取得。製剤化に加え製品設計まで認証範囲としたため、顧客の製品開発のサポートも可能としている。