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圧力伝達用封入液を不要にした新型圧力トランスミッタ

長野計器は、圧力伝達用の封入液を使用しないコンタミリスク低減構造を採用した「サニタリ デジタル表示付 2線式圧力トランスミッタ SU71」を開発し、先ごろ販売を開始した。

SU71は、食品・飲料や医薬品、化粧品などの製造プロセスで配管を通過する液体または気体の圧力を計測・表示するもので、独自のセンシング技術と、現場重視の発送からワンランク上の圧力制御に貢献する。

“封入液レス”構造採用で封入液漏れの懸念を解消したため、コンタミリスクの大幅な低減を実現しており、素材もオールステンレス仕様であることから、安全・安心面での評価が高い。放熱フィンも使用しないため、異物汚れが付着しにくく、外部からの洗浄性にも優れる。接液部許容温度が150℃と高いため、高温粒体の測定やCIP洗浄への対応も可能。圧力センサ素子は静電気容量方式のため、クランプ締め付け時、歪みの影響を受けにくく、ゼロ点調整は不要。製造プロセス現場での設置やメンテナンスも容易に行える。

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