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マイクロ波加熱装置で鮮度保持と省人化対策に貢献

日本ハイコムが取り扱う「ハイコム式マイクロ波加熱装置」は、温度制御に優れた高品質な解凍ソリューションとして実績を伸ばしている。ここ数年はインストア用小型解凍装置を前面に押しだして注目を集めている。

厨房のどこにも設置できるコンパクトサイズでありながら、能力的にも操作性にも優れているため、従来小売店舗にありがちであったチャンスロス、廃棄ロスを解消。すでにベーカリーカフェや洋菓子店のほか、焼肉チェーン本部にも採用されグループ全店舗に設置されている。来店客のオーダーに即応して解凍を行い、ドリップ無しで解凍ムラのない焼肉素材を提供している。

また冷凍寿司の解凍専用機装置「B-1-S」もラインアップ。同装置は従来からの均一解凍技術をアレンジすることで、シャリとネタの解凍温度をマイクロ波制御し、シャリは温かくネタは冷たく解凍できるのが特長。このことにより無駄な解凍をせずに必要な時、必要な量(ジャストインタイム)の提供が可能となったため商品廃棄ロス削減をサポート。常温では完全解凍するのに30分以上かかっていたが、同機では寿司10貫ならば82秒で解凍できるため注文を受けてからの対応が可能となった。

同機は既存の解凍機に比べ重量は3分の1の約20kg、価格は半額以下に設定。これまで設置スペースやイニシャルコストがネックとなっていたカラオケのフードサービスなどへの導入も進んでいるという。

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