CBCは、ベルギーのCosucra(コスクラ)社と共同で、日本市場でエンドウたん白の拡販を進めている。
コスクラ社製のエンドウたん白「Pisane C9」は、北フランス産のエンドウ豆を原料にエンドウ加工専用工場で製造したもので、たん白含量は約86%。コーシャ・ハラルにも対応する。コスクラ社は世界的な需要の増加に対応して2015年6月に製造設備を拡張したことで生産量が2倍にアップしており、安定供給力が高まっている。
植物性たん白、アレルギーフリー、non-GMOなどの特徴を活かし、特に①スポーツ分野、②ウエイトマネジメント、③健康素材としての利用(better-for-you、free-from)という3分野を中心とした拡販を目指す。コスクラ社が長年蓄積してきたデータやアプリケーションを紹介しながら、特にスポーツ分野のたん白強化製品への利用を目指す。既に粉末栄養製品などで実績を付けてきており、積極的な拡販を続ける。
コスクラ社のプロジェクトマネージャーであるDries Beck氏が先ごろ来日した際に、日本市場への抱負を語った。
「日本市場でも昨年と比べて今年はエンドウたん白の需要が増えてきたと感じている。エンドウたん白のブームと需要拡大は欧州、米国と進んできたが、この潮流はアジアに向かっていると考えている。コスクラ社としても日本市場には期待しており、積極的に取り組んでいくつもりだ。より健康に良いたん白素材として、健康的なライフスタイルとのための素材として紹介していく」。