食品素材の記事

日本製粉、国産ペーストビーツの供給開始

日本製粉は、国産野菜を原材料にした食品素材シリーズを拡充しており、このたび新たに「NPベジペーストビーツ」の供給を開始した。天然のビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源として、飲料やスムージー、調味料、ドレッシング、菓子類、スープなど一般食品に提案するとともに、中食・外食分野への提案も進めていく。

ビーツはボルシチの食材として利用され、欧米ではヘルシー野菜として知られている。カリウムを高含有し、赤紫色素「ベタシアニン」を含んでいる。

「NPベジペーストビーツ」の原材料は、色調と風味のバランスに優れた品種「こいあかね」。長野県を中心とした契約農家と連携することで安定供給体制を構築したという。過熱水蒸気加工を行うことでフレッシュ感を残したままペースト化し、栄養素の損失を抑えることを実現している。

関連記事

  1. エル・エスコーポレーション、エルゴチオネインの脳機能に関するヒト…
  2. IMCDジャパン・機能性素材分野に本格参入
  3. 三菱ケミカル、シュガーエステル(乳化剤)の製造能力の追加増強を発…
  4. 溶解性と味質がクリアな新イチョウ葉エキス開発
  5. IHM、タンニン除去したフランス海岸松樹皮エキスを拡販
  6. オリザ油化、マキベリーエキスのドライアイ改善作用に関する臨床試験…
  7. 粉末プロテインを溶けやすくする技術、東洋新薬が特許を取得
  8. ゼリア商事、国産豚由来の肝臓加水分解物を本格販売へ

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025