日本アイリッヒは、食品向け工業用ミキサー「アイリッヒ・クリーンライン」シリーズを開発。近く本格販売を開始する。
混合容器や筐体に薬液耐性の高いステンレス素材を採用。洗浄性を高め、原料のコンタミ汚染を防止する。1台で混合、混練、造粒、スラリー化など複数の処理が行える。価格は最大処理容量5リットルタイプでおよそ1,300万円。
同機は、原料を混合させる工具および容器のいずれも回転する独自の機構を採用。混合効率を高めている。容器の傾斜角は最大30度まで可変し、原料の性状や目的に応じて調整が可能。タッチパネル操作により回転数や容器傾斜角の設定を容易に行うことができる。今年中には同50リットルタイプの製品化も予定しているという。