DeNAグループのヘルスケア事業会社、DeNAライフサイエンスとビタミン・ニュートリション大手のDSMは20日、ヘルスケア分野の新規サービス開発に向けた協業を開始する。両社は、ライフログや栄養状態を把握し、食事や運動および栄養についてのアドバイスや利用者に合わせた情報提供などを行うことで、利用者が日常的に健康を意識し、行動変容に繋がるヘルスケアサービスの開発を目指す。
DeNAライフサイエンスは、かねてから利用者の行動変容を促すサービス開発・運用を強みとし、遺伝子検査「MYCODE」などのヘルスケアサービスを展開。DSMは食品、飲料、サプリメント、乳幼児用食品や治療食品向けの栄養素に係るソリューションを提供しているほか、医薬品業界向けにビタミンや、EPA・DHAなどの脂質、活性医薬成分(API)であるカロテノイドを提供するなど、世界的な潮流に併せ、栄養と健康を結びつける活動を行っている。個々の健康・栄養情報と網羅的な情報をマッチングし、健康をケアし病気を予防するヘルスケアサービスを構築していくことがねらい。
ヘルスケアサービス開発の初段階として、今年6月から、DeNAライフサイエンスが提供する「MYCODE」の会員向けにアンケート調査を行う予定。