Roquette(ロケット)社ではこのたび、東京の食品カスタマーテクニカルサービスセンター(CTS)の拡張を5月7日に発表した。拡張により施設規模は従来の1.5倍となる。
今回のCTS拡張は、顧客に寄り添ったサポートを行うという同社の戦略に則したものであり、栄養食品(ベビーフード、スポーツ栄養、ウエイトマネジメント、シニア向けなど)に対するアジアでの堅調な需要の高まりに応えるもの。同社の持つ植物性たん白、食物繊維、健康機能を有する炭水化物などの原料を用いて、アジアおよび日本における栄養食品に対する需要の多様化に対応していく。
東京の食品CTSは、高い専門性と確かな技術を基に2007年から、ベーキング(小麦粉製品に対する食感改良、低糖質化技術)および風味(タレやソース類の食感改良、バッター粉技術、植物性タンパク質)に関するノウハウをもとに、顧客にサービスや支援を提供してきている。
また、Roquette社は日本のマーケットを世界のトレンドをリードする重要な最先端マーケットと捉え、より健康的なライフスタイル、サスティナビリティへの関心、健康寿命の延伸を背景とした消費者意識・動向にも対応していく。
(例)
・植物性タンパク質に対する認知と需要の高まり
・スポーツ栄養への高い関心
・高齢者介護または高齢者向け栄養に対する需要
Roquette社のCEO ジャン=マルク・ジルソンは、以下のように述べている。
「東京のCTSの拡張は、Roquette社にとって戦略的な決定です。特定のニーズに合わせてカスタマイズしたソリューションを提供する専門家ネットワークにより、お客様に地域密着型のサービスを提供するという当社の狙いに合致しています。また、当社にとって主要な地域であるアジアにおいて、大いなる発展の可能性をもたらし、プレゼンスを強化するものです。また、この拡張は、日本およびアジア地域の栄養と健康の課題に応えるため、より専門的な栄養関連のソリューションを提供する当社の能力を高めることにもなります。私はこの成果を誇りに思うと同時に、この度の施設の拡張により、Roquette社とアジアの顧客およびパートナー企業間のさらなる協力関係が可能になるよう、引き続き尽力して参ります。」
ロケット社については⇒ https://www.roquette.com/