プロテインケミカルは、福井工場内の第一工場で2日午後に発生した爆発事故について、第一報となる、お詫びとお知らせを自社HPで公表した。
同工場で製造していた工業用製品の中間体原料の化学反応中に3000Lステンレス反応缶が爆発する事故が発生したもの。防爆設備が整う同工場で、これまで同製品を800回程製造しており、操業以来死傷者がでるような重大な事故が発生することはなかった。すでに消防、警察による現場検証が行われており、本日現地で記者会見が行われる予定。事故原因の徹底的な究明と再発防止策を講じていく、としている。
なお、福井工場内の第三工場と横浜工場の2工場体制で手がけるグルコサミン製造については、供給体制に大きな影響はない模様。粉砕加工は横浜工場で行い、製品出荷はすべて横浜工場が担うかたちとなっており、横浜工場で製造するL-シスチンやBCAAなどのアミノ酸も体制に影響はない。