イノベックスは、安全性に優れた防虫対策忌避ラインテープ「Guard-Line Tape」の食品産業への販促活動を加速する。
Guard-Line Tapeは、安全性に優れた害虫忌避成分「エトフェンプロックス」を樹脂製の基材に練り込んだ粘着テープ。害虫を寄せ付けたくない床面などに貼り付けて使用するもので、アリやダンゴムシ、ケムシ、ムカデ、クモなどの歩行虫の侵入防止に役立つ。
すでに防虫対策を取り入れている食品産業は多いが、今後は現状の防虫対策をさらに補強する資材としてGuard-Line Tapeを採用する動きが広がりそうだ。
Guard-Line Tapeに使用されているエトフェンプロックスは、害虫を駆除することなく施設から遠ざけて侵入を防止するため、死骸などが残らない衛生的な防虫対策が可能だ。成分としてもカフェインや食塩よりも人体への安全性が高いとの分析評価があるほか、気化しないため、吸引のリスクもない。成分を樹脂内部から継続的に徐々に染み出させるコンバーティング技術により、忌避効果は約2年間も持続する(使用環境により変動)。
使用方法は、出入口の床など歩行虫の侵入経路となりそうな場所に必要な長さ分をカットして貼り付けるだけ。同社が提供する間仕切り用パーテーションシート「イノベックスパーテーション」と組み合わせ、パーテーションの下の床に貼り付ければ、飛行虫・歩行虫両方の侵入が効果的に防止できる。