技術・機器の記事

HACCP温度モニタリングに最適なデータロガーを種々ラインアップ

クローネは、米国 Madgetech(マジテック)製の温度・湿度・圧力データロガーを販売している。

MadgeTech社が提供するデータロガーは、主に温度管理やモニタリング、湿度モニタリング、圧力監視、滅菌工程時の温度モニタリングとして幅広い分野で使用され、ラインアップの豊富さとコスパの高さが支持を集め、食品工場での実績を伸ばしている。

高精度高温耐熱温度データロガーのスタンダードモデル「HiTemp 140」は、+140℃の高温下で連続使用が可能。白金抵抗体Pt-100を用いた温度センサの測定精度は±0.1℃。本体使用温度範囲は-40~+140℃。プローブ長/径により6種類が用意されている。データは最大32,767メモリまで。レトルト食品の滅菌温度管理、各種食品の加熱・冷却・冷蔵・冷蔵温度管理、乳製品などの低温殺菌の温度管理など幅広い分野で用いることができる。

HiTemp 140シリーズでは、上記のほかセンサタイプにより‐200℃~600℃の範囲での温度管理や温度モニタリングに適した製品を取り揃えている。計測したデータは無償の解析ソフトで管理できるため、殺菌温度や時間の把握など各種データ分析が容易に行える。高精度で低価格なものから、超高温対応タイプ、無線出力タイプ等、用途に対応する幅広いラインナップが特長で、HACCPよる加熱工程の温度モニタリングにも適している。

関連記事

  1. 全自動強制手洗器をリニューアルHACCP対策に親和性高まる
  2. FDA CFR Part113 対応デジタル式温度表示計水銀温度…
  3. リアルタイムで測定する感圧システム
  4. 微生物製剤とオゾンの併用で高効率に食品加工場・厨房の環境改善
  5. 被験者に依らない再現性のある食物の咀嚼評価を実現
  6. 回転型通気乾燥装置が高品質乾燥製品の加工で評価高める
  7. IoT対応で水分活性分析と食品安全マネジメントをサポート
  8. 高含油食品の連続粉砕を可能にした粉砕機を開発

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025