――ここでは雑誌に掲載した内容の一部を紹介いたします。
機能性表示食品の発売動向を追う(35)機能性表示食品の届出・受理の現状
機能性表示食品の受理件数は、7月31日現在で1,337件となった。7月1日〜7月31日までの受理製品は17件で表1(※割愛)のとおり。
本年2月まで1ヶ月間の受理件数は毎月40件を上回るペースで積み上げられてきたが、3月は22件、4月は18件、5月は30件、6月は16件、そして今月紹介する7月は17件と、前年に比べ5~6割減っている。届出は受理公表の50日以上前なので4月1~30日の受理の場合、届出日は2月9日~3月5日で、必ずしも4月からのガイドライン改正の影響とも言い難いが、改正によって届出様式や分析法の開示などに変更があり、それまでゾロで出せたものが、書式を見直さなくてはならなくなったこと、また機能の表示での審査
が厳しくなったことも指摘されている。
今回の受理公表中、カゴメでは、15品目となる生鮮食品のトマト「GABA Select」が受理されたが、同社が生鮮食品で受理されるのは初。なお、機能性表示食品全体では、生鮮食品の受理は15件目となった。
この1ヶ月間の企業の新規受理は4社で、スマートヘルスが「HMB Drink(エイチエムビードリンク)レモン味」「同アップル味」「同ブルーベリー味」の3品で、種商が「血圧サポートGABA(ギャバ)国産十六穀米」、NI PI KIが「N-アセチルグルコサミン顆粒 ピンクグレープフルーツ」、日水製薬医薬品販売が「GOLDAY(ゴールディ)」(関与成分:ローズヒップ由来ティリロサイド)で受理された。7月末時点での受理企業の総数は393社となった。
――以下、続きは月刊『食品と開発』9月号にてご覧ください。
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