林原は、ロンザ社と長期パートナーシップ契約を締結し、プルランカプセルの市場拡大に向けたロンザ社のとの戦略的協力関係を強化することを発表した。
プルランは、でん粉から発酵法で作られる水溶性の多糖類で、優れた結着力と被膜性をもつ。林原では1972年に製造法を開発して以来、食品、化粧品、医薬品の各分野に幅広く供給している。
クリーンラベル・サプリメントや植物由来原料のニーズが拡大するなか、林原では今後、プルラン製造設備の更新と増強を行い、製品の安定供給を図っていく。林原とロンザ社はこれまでも強力なビジネス関係を構築していたが、さらにパートナーシップを強化することにより、健康志向の消費者ニーズに対応していくとともに、新製品の共同開発にも取り組んでいくという。