――ここでは雑誌に掲載した内容の一部を紹介いたします。
機能性表示食品の発売動向を追う(37)機能性表示食品の届出・受理の現状
機能性表示食品の受理件数は、9月末現在で1,422件となった。9月1日〜9月30日の受理件数は65件で表1(※ここでは割愛、雑誌には掲載)のとおり。
ここ数カ月は、ひと月ごとの受理件数が少ない傾向にあったが、9月はかなり多くの製品が受理された。初機能も見受けられ、ファンケル「尿酸サポート」(関与成分:アンペロプシン・キトサン)は尿酸値関連で初の受理となった。新規の関与成分としては、レッドファーム「極 赤汁」の硝酸塩(硝酸イオンとして)、えひめ飲料「POM(ポン)アシタノカラダ 河内晩柑(かわちばんかん)ジュース」のオーラプテン、協同乳業「LKM(エルケイエム)512ヨーグルト100g」のビフィズス菌LKM512が受理されている。サントリーウエルネス「サントリー オメガエイド」はDHAとEPAに加え、ARA(アラキドン酸)を伴っているのも新しい。
新規企業も極めて多い月となった。ハリウッド「メイス ビオラクティ」、Rise UP「花摘青汁+GABA(プラスギャバ)」、ワダカルシウム製薬「アルークHMB」、はぐくみプラス「パパフレ」、ボーテサンテラボラトリーズ「げんび」、シーナコーポレーション「アルケルトEX」、ファイテン「ファイテン ヒザシャキ」「ファイテン シボヘリーナ」、日本製紙「日ノ茜PLUSスティック20P」、メロディアンハーモニーファイン「黒酢希釈用飲料」、サロンドロワイヤル「SALA CHOCO」、日油「NISSAN GENIE ホスファチジルセリン(PS)」、ティー・マーク「DHA&EPA オメガ」、喜界島薬草農園「島の太陽と潮風で育った青汁」、ピルボックスジャパン「Lovet(ラヴェット)」、ラクトライフ「おなかのパートナー」、フヨウサキナ「サキナ ローズヒップ」など、22社となっている。
なお、生鮮食品では、Tファームいしいのトマト「ひなとまGABA ミディとまと(フルティカ)」と、紀南農業協同組合の「紀南みかん」がともに初受理となり、これにより生鮮食品の合計が17品目となった。
一方、9月7日付でライオンの「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」という届出番号「A1」の商品の届出取り下げが受理された。機能性表示食品制度で第1号の受理だったが、販売終了となるため取り下げた。なお同社では今年5月18日に「腸まで届けるナイスリムエッセンス ラクトフェリン」(D23)が受理されている。
――以下、続きは月刊『食品と開発』11月号にてご覧ください。
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