食品素材の記事

イングレディオン、米由来の加工でん粉をフィリング等に提案

イングレディオン・ジャパンの米由来の加工でん粉「エヌダルジ」は、粒径が2~5μmと他の由来品よりも小さいため、ざらつきを感じず非常になめらかな食感になる。もち米由来でアミロペクチン100%なので老化しにくく、離水やゲル化をせずになめらかな食感を保つ。

本品は、もともとパン用フィリングの口どけを良くするよう開発された製品で、同品を配合することで、粘らずに適度な粘度を持ちつつ口中でさっと溶けるフィリングが出来上がる。また、食パンや餃子の皮、レトルト食品、冷凍食品などにも使え、素早い口どけと切れの良い物性、優れた照りツヤを付与できる。

高架橋タイプの「エヌダルジ811」はカスタードクリームやフルーツフィリングに、811よりも粘度が出やすい中架橋の「エヌダルジ812」はタレ・ソースや卵焼き製品に適している。どちらもフレーバーリリースが良く、本来のフレーバーはマスキングしないという特徴もある。

関連記事

  1. 富士化学工業、プロテオグリカンを機能性表示対応に
  2. 丸紅ケミックス、中国新興メーカーのビタミンCを展開へ
  3. 食材を加熱したときの複雑な風味を再現
  4. コラーゲン修復を促進する「ドラコベルNu」
  5. “手軽な菌活”向けの商品開発におすすめの乳酸菌発酵粉末
  6. テルヴィス、ベルガモットエキスをスポーツニュートリションとして提…
  7. ラティーナ、マカの食品利用拡大とミックス原料「南米パワー4」を提…
  8. 国内製造のβ-アラニンを本格展開へ

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025