技術・機器の記事

HACCP対応IoTシステムの提案を開始
複数箇所温度データの一括管理を実現

アイエスエイは、食品・食材の保管・輸送、あるいは製造加工プロセスで計測した複数のロケーション温度データを無線方式で確実に収集し、インターネット回線を通じて一括管理するHACCP対応IoTシステムの受注を開始した。

同システムで提供するのは、IoT普及のための有力通信技術と評されるLoRa無線方式を採用した遠隔環境監視装置「WD100シリーズ『ももことあやか』」(写真)。計測・制御ユニとデータ収集通信制御サーバでシステム構成されており、各種センサーの配線や、校正を済ませた状態で提供されるため、直ちに安心して利用できる。

計測ユニット内蔵のバッテリーは10年間の長寿命で電源工事も不要。IP67の防水仕様に加え、動作温度も-20℃~+75℃と幅広いロケーションに使用できる。通信距離が長いLoRa方式を採用しているため、見通し距離で11km以上、密集地でも3km以上の通信が可能(同社実験では見通し距離で42kmでも通信可能を確認)だ。

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