経済産業省は先般、海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、業種を超えて横断的に幅広い関係者が連携を図るための新組織「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」を設立した。
新組織は、海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の持続可能な使用や、代替素材の開発・導入を推進することでイノベーションを加速するのが目的。昨年11月20日に(一社)産業環境管理協会を通じて参加会員を募集しており、すでに159社・団体(1月11日現在)が参加手続きを終えている。
今後は、①素材の提供側と利用側企業の技術・ビジネスマッチングや先行事例の情報発信等を通じた情報の共有、②研究機関との技術交流や技術セミナー等による最新技術動向の把握、③国際機関、海外研究機関等との連携や発展途上国等への情報発信などの国際連携、④プラスチック製品全般の有効利用に関わる多様な企業間連携の促進―などを進める予定だ。