――ここでは雑誌に掲載した内容の一部を紹介いたします。
機能性表示食品の累計受理件数は12月末現在で1,686件だが、撤回が144件あり、受理件数としては1,542件となった。12月1日〜12月28日の受理件数は79件で表1のとおり。
12月は受理件数が多いだけでなく、初受理企業も18社と多かった。初受理の企業と受理製品は、ヱスビー食品「NEO(ネオ)スパイス ブラックジンジャー」、サントリースピリッツ「のんある気分 DRY(ドライ)甘くない レモン&ライム」他1品、日本新薬「記憶の小箱」、フードアルティメイトネットワーク「生はと麦茶」、小川香料「ハーブドリンク」、シックスセンスラボ「眠りの品質 テアニンナイト」、八ヶ岳乳業「八ヶ岳高原プレーンヨーグルト生乳100」、LEVIGA「LEVIGA(レヴィーガ)米由来グルコシルセラミド」、さくらフォレスト「きなり 極」、三和酒類「GABA(ギャバ)」、メニコン「めにサプリ ビルベリー」、東京化粧品「Ellagic Acid(エラジックアシッド)」、ベストフード「血圧ゼリー」、BIO ACTIVES JAPAN「FB3 エフビースリー」、ヤクルト本社「Yakult(ヤクルト)1000」、サンラヴィアン「米粉のココナッツクッキー」他2品、元気生活「アスタキサンチン」、ドクタープロラボジャパン「コアブレイン」。
新成分としては、森永乳業のトリペプチドMKP(メチオニン-リジン-プロリン)、日本新薬のバコパサポニン、小川香料のウィンターセイボリー由来カルバクロール、ウィンターセイボリー由来チモール、BIO ACTIVES JAPANのフォルスコリン、アサヒ飲料の乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)、ヤクルト本社の乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)、森永製菓のカカオリグニンが挙げられる。
生鮮食品は増田採種場のケール「ソフトケールGABA」が1件追加となった。
11月以降、歩行能力を改善する旨で受理された機能性表示食品で届出撤回が相次いでいる。HMBを関与成分とするつうはん本舗の「HMB forシニア」、ワダカルシウム製薬の「アルークHMB」などで、問題となったのが届出表示のうち「歩行能力の改善」という部分。厚生労働省の監視指導・麻薬対策課が薬機法に抵触する恐れがある広告があるとして消費者庁に情報提供した。消費者庁は事業者に自主的な判断を促し、届出の撤回となっている。
―以下、続きは月刊『食品と開発』2月号にてご覧ください。
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