DSMは、ジェランガムとキサンタンガムのポートフォリオに関する新たなブランド・アイデンティティを発表した。
同社のスペシャリティー・ハイドロコロイド事業を担うDSMハイドロコロイドは、ジェランガムに関わるサービスや顧客主導のイノベーションなど戦略に関する専門知識などをもとに事業基盤を強化。同社の製品のポートフォリオをさらに拡大し、信頼されるバイオガムパートナーになるという同社の決意を示している。
なお、ジェランガムおよびキサンタンガムの新ブランドは次のとおり。
•Gellaneer™ – ジェランガムの革新と用途開拓を行い、先駆けて市場開拓を推進
•ClariXan™ – 食品グレードおよびパーソナルケアのキサンタン製品。高い透明性と技術の専門家によるサービスの明確さ、知識およびアドバイスが可能
•XanTreme™ – 工業用、石油およびガス用途向けのキサンタン製品
食品および飲料用途における複雑な問題を解決し、最善のアイデアを提供し、ソリューションにつなげたいとしている。
なお、新しいブランドは、DSM Hydrocolloidsのマーケティングチャネルとパンフレットに表示される。 DSMの2つのバイオガム施設、DSM ZhongkenとDSM Rainbowの梱包と表示は、各施設が同じブランドを使用するように変更する。この新しいブランディングは、DSMの権限の範囲外でDSM Rainbowという名前を使用した製品の偽造および販売を防止するのに役立つと確信している、という。
また、DSM傘下の中国・アンドレペクチンに関しても資本比率を29%から75%に引き上げることに合意したと公表しており、今後同社のハイドロコロイド事業の世界展開に注目が集まりそうだ。
DSMハイドロコロイドについての詳細は、https://www.dsm.com/hydrocolloidsで確認できる。